2019年正月早々、米アップル社の下方修正示唆に端を発したアップル株の時間外急落、そしてその影響からか急激に円高が進行しました。(108円台から一時104円台まで)
朝起きたら、強制ロスカットで何百万、何千万と失っていた人もいるでしょう。
心の底からFXやってなくて良かったと思う事案です・・・
今まで向かうところ敵のいなかったアップル製品の勢いにも明らかに陰りが見えています。
新しいiPhoneも確かに便利にはなっていますが、少し前のようなインパクト、イノベーションがあるようには感じません。
消費者も今のiPhoneにある程度満足してしまっているような気がします。
近年のWindowsも似たような状態になっていました。
皮肉にも良いサービスを提供しすぎて、需要がなくなってしまった例ですね。
他のことでもあまり先行きの良さそうな話が少ないです。
このまま景気は後退に向かってしまうのでしょうか、、、
こんな先行きの不安な中で、我々はどのように考えて生きていけば良いのでしょうか。
私はどんなことでも判断をするときに「エネルギー保存の法則」をイメージするようにしています。
エネルギー保存の法則とは?
エネルギー保存の法則とは
エネルギー保存の法則(エネルギーほぞんのほうそく、英: law of the conservation of energy)とは、「孤立系のエネルギーの総量は変化しない」という物理学における保存則の一つである。 しばしばエネルギー保存則とも呼ばれる。
たしか中学校の理科の授業で習ったと思うのですが、これを全ての起こる出来事にあてはめて考えてみると、どのような行動をとるのが一番良いのか見えてくる「ような」気がします。
見えない世界の話にまであてはめると「うさんくさい話やなあ」と思われがちですが、見えている世界の法則で見えない世界を想像するのも人間の知恵の一つではないでしょうか。
エネルギー保存の法則をイメージするとは?
どんなことでもそのエネルギーを全部足すとあるところに収まるのではないか、そんな風にイメージするようになってから少し気持ちが楽になった実感があります。
いいことがあれば悪いことも必ずある
サボった分は必ずしわ寄せが来る
がんばった分は必ずいいことがある
与えたものは必ず返ってくる
高すぎるものは必ず下がる
低すぎるものは必ず上がる
特にこの中では「与えたものは必ず返ってくる」これは生きていく上で必須の考えですね。
元々農耕で暮らしていた日本人にとっては「タネを蒔いて、肥料をやって、育てて・・・」という流れが身についているので、支持を受けやすい考え方なのかもしれません。
何か判断が必要なときに答えがないときは、これらのイメージに頼るようにしています。
景気の悪化に備えないといけない
ここ数年間、全体として景気が良かったのは間違いないと思います。
(オレは実感してないぞ!という方も居られるかもしれませんが・・・)
しかし、本当に実体が伴っていたのかというのは疑問ですね。
エネルギーの総和を考えると、ここから先は冬の時代が来ることを想定しないといけません。
景気の悪化を見据えた備えが必要でしょう。
我々は資金の余裕があまりない中小企業の方々の支援をすることが多いです。
我々自身が景気悪化に対抗する準備を怠らないよう、日々研究と学びを続けていかないと行けないと最近強く感じています。