新規顧客の獲得

貴方の顧客はどこにいるのか問題(中編)

貴方の顧客はどこにいるのか?の続き

前回の前編に続いて、
WEBで集客するにあたり、
最低限知っておかないといけない
メディアの特性を紹介します。

Facebook

全世界の月間アクティブ利用者数が
20億人を超えるダントツNo.1のSNSです。

ただ国内では若年層を中心に
ユーザー離れが起こっている模様。

今後の活用は告知したい内容によって
検討をする必要があるでしょう。

メリット
  • 近い人に拡散できるので
    深いファン作りに活用できる
  • Facebookページは
    予約投稿ができるので
    計画的な発信ができる
デメリット
  • 投稿はすぐに流れてしまい
    目に付かなくなるため、
    投稿の蓄積効果は薄い
  • 個人アカウントは投稿の分析
    (インサイト機能)が使えない
    → Facebookページの活用が必須

Facebookを普段から利用している人は
有名人よりもリアルな友達の動向を気にする
思考になっています。

Facebookは物理的・精神的な距離の近い
メディアといえるでしょう。

サービスの単価が高いサービスは、
サービス提供者への信頼度が
購買の大きな要素になりますので、
Facebookでの活動が効果的です。

Twitter

Facebookとは違い、
あまりリアルの友達の動向に
興味が無いのが
Twitterユーザーです。

男性利用者が多い印象がありますが、
最近の若年層は女性比率の方が高め。

メリット
  • 拡散性が非常に強い、
    バズる
    (短期で爆発的に注目を集める)
    と凄まじい効果あり
  • MAX140文字なので、
    気軽に投稿できる
デメリット
  • 投稿はすぐに流れてしまい
    目に付かなくなるため、
    投稿の蓄積効果は薄い
  • 文字制限で表現力が下がる
    (ライティング力が必須)
  • バズることで炎上リスクもあり

若い層向けの発信は
効果が出やすい環境になってきています。

20代の女性が増えてきており
今まで集客に利用してこなかった
女性向けのサービスなら
意外にも新規集客が狙えるチャンスです。

LINE@

日本国内最強のコミュニケーションツール
「LINE」

そのLINEのビジネス発信用アカウントが
LINE@です。

登録した利用者のLINEに
メッセージを一斉配信できます。

既になんらかの形で接触できた人との
関係構築に役立ちます。

メリット
  • LINEに通知されるので
    メッセージが開封やすい
  • 利用者との1:1トークで
    個別のやりとりがスムーズに
    (問い合わせ対応等に便利)
デメリット
  • 新規顧客の獲得には向かない
  • メッセージは開封してもらえるが
    内容まで読んでもらうのは難しい
  • 登録者が増えてくると
    配信に料金がかかってくる
  • 1:1トークは運営者側からは
    アクションできない
    (基本的に受け身)

LINE@は上手く使えば、
最強の関係構築ツールです。

しかし、発信内容が薄かったり、
その人にとって不要な方法であれば、
ブロックされてしまいますので
永遠に発信できなくなってしまう
リスクもあります。
(みな、ブロックすることに慣れています)

なんでもかんでも発信するのではなく、
「これだ」という内容の発信が
成功のカギです。

2019年の春にLINE@の課金形態が変わり、
低価格から様々な機能が
利用できるようになります。

一方、メッセージの送信数に
応じた料金になるため、
登録者が増えると料金負担が
今までよりも多くなってきます。

ツワモノになると、
上限料金がある今のうちに
ガンガン発信をして、
もともとあまり興味の無い登録者に
ブロックをさせ、
ロイヤリティ(忠誠心)の高い
登録者ばかりを残す、
ということまでやっています。
(もちろんこんな運用はオススメしません)

内容の深い発信で既存顧客にPRできるなら
LINE@にチャレンジしましょう。

次回、後編で最終回です。